今日は株主総会に行ってきました。
行ってきた会社はDenkaです。
3月決算企業の株主総会シーズンですが、全部に出ることはできません。
基本はインターネットで議決権を行使します。
ただ、せっかく株を持っているなら、現地で会社の雰囲気を見たい。
今回は休日出勤分の振替を使って、Denkaの株主総会に参加してきました。
結論から言うと、行ってよかったです。
実はDenkaという会社の事業内容を、そこまで深く理解していませんでした。
資料と会場で流れていた会社説明の動画を見て、ようやく全体像が見えました。
会場は日本橋三井ホール。アクセス抜群
今回のDenka株主総会の会場は、日本橋の三井ホールでした。
銀座線三越前駅直結のビルです。
これはかなり便利。
株主総会は平日開催が多いので、アクセスの良さは重要です。
駅から遠いと、それだけで行く気力が削られます。
その点、三越前直結はありがたい。
いつもの出勤と同じような時間に家を出たら、9時前に着いてしまいました。
株主総会の開始は10時。
さすがに早すぎるので、9時を少し回ってから入場しました。
受付番号1番。どうやら一番乗りだった
受付を済ませると、出席票と資料と水を渡されました。
見ると受付番号は1番。
どうやら私が一番最初だったようです。
こういうこともあるんですね。
案内に従ってホールへ向かいます。
中に入ると、とても広い会場。
そして誰もいません。
一瞬、「この株主総会、私一人だったらどうしよう」
と思いました。
もちろんそんなことはありませんでしたが、広いホールに一人で座っている時間はなかなか不思議でした。
会場内には写真撮影禁止の案内があったので、ホール内の写真は撮っていません。
こういうところはちゃんと守ります。
資料と動画でDenkaの事業を理解した
開始までの待ち時間に、スクリーンで会社説明の動画が流れていました。
これがよかった。
正直に言うと、私はDenkaの事業内容をそこまで理解していませんでした。
名前は知っている。株も持っている。
でも何で稼いでいる会社なのか、細かいところまでは分かっていない。
そういう会社、実は結構あります。
株を買うときは、配当、PER、PBR、チャート、業績推移などを見ます。
ただ、事業の中身まで完全に理解しているかというと、正直そこまでではないこともあります。
今回、資料と動画を見て、ようやくDenkaという会社の全体像が見えてきました。
株主総会に現地参加する意味はここにあります。
資料を読むだけより、会場で説明を聞く方が頭に入る。
気になったアメリカ事業の話
資料を見ていて、一つ気になったのがアメリカの会社の話です。
ゴムの製造をやっているようですが、現在は停止状態。
売上は上がっているように見える一方で、利益はほぼ上がっていない。
資料だけ見ると、少しお荷物のような部門に見えました。
こういうところは、株主から質問が出るのではないかと思っていました。
株主総会では、数字の良いところだけでなく、悪いところや気になるところも説明してほしい。
投資家としては、きれいな話だけでは判断できません。
特に海外事業は、現地事情や規制、操業停止などが絡むと分かりにくい。
だからこそ、経営陣がどう見ているのかは気になります。
株主質問は鋭いものも、ふわっとしたものもあった
9時半を過ぎると、少しずつ人が入ってきました。
私は前の方に座っていたので、後ろの様子ははっきり見えません。
ただ、気配としてはそれなりに人が入っている感じでした。
10時になり、株主総会が開始。
社長が議長として進行していきます。
途中の事業説明ではビデオ上映もありました。
一通り説明が終わった後、株主からの質問タイム。
ここで少し良いなと思ったのが、質問時に名前を言わなくてよいことです。
入口で渡された出席票の番号を言う形式でした。
これはプライバシーに配慮されていると感じました。
質問した方は5人ほど。鋭い質問もありました。
一方で、少しふわっとした質問もありました。
でも、これでいいと思います。
株主総会はプロのアナリストだけの場ではありません。
個人株主が素朴に疑問をぶつける場でもあります。
私も聞きながら、「話してもよかったかな」と思いました。
次回は少し勇気を出して質問してみてもいいかもしれません。
売上横ばいでも利益が伸びているという説明
印象に残った質問の一つが、売上高についてです。
ここ20年、売上高が4000億円台から大きく変わっていないのではないか、という趣旨の質問でした。
これはなかなか鋭い。
長期保有する株主としては、売上が伸びていない会社をどう見るかは重要です。
それに対して会社側の回答は、
利益は大きく伸びている
というものでした。
これは納得感がありました。
会社にとって大事なのは売上だけではありません。
もちろん売上成長は重要です。
でも、売上だけ大きくても利益が出ていなければ意味がない。
逆に、売上が大きく伸びていなくても、利益率が改善していれば会社としては強くなっている可能性があります。
投資家としては売上も見ます。
でも最終的には利益、キャッシュフロー、株主還元です。
会社側は株主還元について、50%を目指しているとの説明もしていました。
このあたりは配当目的の株主としては重要です。
スネクトンへの社長の自信が印象的だった
今回一番印象に残ったのは、スネクトンの話です。
事業説明の中で、今後伸ばしていく次世代製品として紹介されていました。
売上を見ると、昨年度より落ち込んでいるようにも見えました。
正直、「本当に大丈夫なのか」と思いました。
その後、株主質問でもスネクトンに関する話が出ました。
今後に対してどんな優位性があるのか。
これに対する社長の回答が印象的でした。
ものすごく自信を持って、
品質に圧倒的な差がある
という趣旨の説明をしていました。
ここまで言い切るのは、相当な自信があるのだと思います。
もちろん、自社製品なので強く言うのは当然です。
でも、それにしてもかなりはっきりした言い方でした。
なかなかここまで断言する発言は聞いたことがありません。
この話を聞いて、少し安心しました。
資料だけで見ると不安に感じる部分も、経営者が直接説明すると見え方が変わります。
これが現地参加の良さです。
現地参加すると会社の見え方が変わる
株主総会はおよそ1時間で終了しました。
決議事項はすべて承認。
大きな混乱もなく、淡々と進行しました。
今回参加して一番よかったのは、Denkaという会社を前より理解できたことです。
正直、行く前は事業内容がぼんやりしていました。
でも、会場で資料を読み、動画を見て、社長の説明を聞き、株主質問を聞くことで、会社の見え方が少し変わりました。
株は数字で買います。
でも、会社は数字だけではありません。
どんな事業に力を入れているのか。
経営陣がどこに自信を持っているのか。
株主からどんな質問が出るのか。
こういう空気感は、やはり現地に行かないと分かりません。
すべての株主総会に出るのは無理です。
地方開催の会社もあります。
日程が重なる会社もあります。
だから基本はオンラインで議決権行使。
でも、気になる会社には現地参加する。
この使い分けがちょうどいいと思います。
来週はまた別の株主総会に出席予定です。
2社行く予定なので、またレポートします。
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