1. なぜ東京証券取引所に行こうと思ったのか
テレビの株価ニュースで必ず映る、あの円形の場所。 企業名と株価がぐるぐる回っていて、中央に謎のオブジェがある。 あれを初めて見たときから、
「あの場所って一般人でも入れるの?」
と思っていた。最近はAdoのライブに行ったり太平洋マスターズを観に行ったり、 「知らない世界を見に行く」シリーズが自分の中で静かにブーム化している。
平日に東京へ行く用事があったので、午前中を使って JPX(東京証券取引所)へ行ってみることにした。
2. 茅場町駅から徒歩5分、証券の街「兜町」へ
最寄り駅は東京メトロ「茅場町」。 ホームを出ると、看板に堂々と「東京証券取引所 →」の案内。
歩いて5分ぐらいで、いかにも「金融街」の雰囲気に変わってくる。 銀行や金融機関の看板が立ち並び、街の空気がピシッとしている感じがする。
そして見えてくる、あの独特な形のビル。 JPXの看板とともに、巨大なエントランスが迫ってくる。
3. JPXビル到着、しかし入口は別だった
正面に到着すると警備員さんがこちらをじっと見る。
「見学ですか?」 「はい」 「ここじゃなくて、西口の方ですよ」
あ、やっぱり違ったか…。 取引所はセキュリティが厳しいので、入口はかなり限定されている。
案内通りにビルの反対側へ回ると、そこに“見学者入口”の看板が出ていた。
4. 見学受付:予約なしでも入れるの?
中へ入るとすぐに警備員さんが近づいてくる。
「見学ですか?予約はされていますか?」 「予約していません。一人です」 「確認しますので少々お待ちください」
JPXの見学は“予約推奨”だが、当日枠が空いていれば入れるらしい。 今回は運よく入れた。
金属探知ゲートを通り、カバンのチェックを受けて受付へ。 受付のお姉さんが丁寧に説明してくれてパンフレットを渡してくれた。
5. 証券史料ホール:昔の株券や歴史展示に興味津々
まずは1階の史料ホールからスタート。 ここには、昔使われていた株券や証券市場の歴史展示が並んでいる。
私は株券で取引をした世代ではないので、現物を見るのは初めて。 紙の株券は管理が大変だが、所有している実感は強い。 記念や額に入れて飾る人がいる理由が分かる。
また昔の株価表示板や、取引所の変遷をまとめた展示もあり、 「証券市場って、こんな歴史あったんだ」と興味が湧いた。
6. ついに “あの丸い場所” へ。ニュースで見るチッカーとご対面
史料ホールを出てエスカレーターで2階へ。 少し歩くと目に飛び込んでくる。
— ついに出た、あの円形オブジェ! —
正式名称は「マーケットセンターチッカー」。 株価や企業名がLEDでぐるぐる回るあの場所だ。
ニュースで何度も見てきた“日本の株式市場の象徴”が、今目の前にある。 感動というより、不思議な気持ち。
人はほとんどいない。 というより、従業員らしい人も見当たらない。
取引はすべてシステム化されており、この場所で働く人はいない。
「なるほど、今の時代はすべてコンピューターなんだな」と納得した。
7. 上場鐘(上場セレモニーの鐘)を生で見る感動
チッカーの横の中二階には、上場企業が初日に鳴らす「上場鐘」が置かれている。
テレビで会社の社長が嬉しそうに叩いているあの鐘だ。 まさか実物を自由に見られるとは思わなかった。
写真撮影スポットとして人気で、見学者が順番に静かに写真を撮っていた。 私も記念に一枚。
8. 子ども向け体験コーナーや投資教育の展示が意外と充実
株式投資の体験コーナーもあったが、これは予約制。 小学生や親子連れが楽しそうに体験していた。
展示内容は大人向けだけでなく、投資初心者でも理解しやすく作られている。 「投資はギャンブルじゃない」「長期で育てるもの」というメッセージも感じられた。
9. お守りに惹かれるも…兜神社へ行って失敗
最後にお土産コーナーを覗くと、ひときわ目を引く品があった。
兜神社のお守り。
「これは欲しい!」と思ったが、すぐ近くに兜神社があるので、 「どうせなら本物を神社で買おう」と思い見学後に向かうことに。
しかし、兜神社へ行ってみると…
- 敷地が小さい
- 修繕工事中で全体が見えない
- 無人のようで人気(ひとけ)がない
- お守りは販売されていない
つまり、東京証券取引所にしか置いていなかったという結論。
買っておけばよかった……完全に判断ミス。
戻る勇気はなかったので、次の機会に買うことを誓って神社を後にした。
10. 東京証券取引所見学のコツと感想まとめ
実際に見学してみて感じたことをまとめると、
- 予約はしておいた方がいい(当日枠は運次第)
- 見学時間は1時間〜1時間半ほど
- 写真スポットが多くて楽しい
- 株価ニュースで見る場所を生で見る感動は大きい
- お守りは取引所で買うべき(神社にはない)
株のことを少し知っている程度でも十分楽しめるし、 逆に投資初心者こそ知識の入り口として面白い場所。
テレビの向こう側だと思っていた世界に、自分が立っている不思議さ。 これが“現場に来る強さ”だなと改めて感じた。
東京証券取引所、思った以上に面白かったです。

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