カブアンドの株式交換予約がスタート
2025年春、「株式会社カブ&ピース」から株式交換予約の案内が届きました。いよいよ始まったな、と感じた瞬間です。これは、元ZOZO社長の前澤友作さんが立ち上げた、新しい形の株式会社で、「国民総株主」というスローガンが掲げられています。
単なるポイントや一時的な特典ではなく、「本物の株式」が無料で手に入るというのは、インパクトがあります。これまでの企業の販促やロイヤリティ制度と一線を画しており、「本気で日本の個人に資本を持たせよう」という意志が見えました。
株式交換は、いわば“交換チケット(株引換券)”を株式会社カブ&ピース社に提出し、実際の株と交換してもらうというもの。今回私の手元には1,540枚の株引換券がありました。1株あたり3円換算という発表があり、最終的には「513株」を交換予約しました。
“国民総株主”という考えに共感
私は20年前から個別株やNISAなどで資産運用をしてきた経験があるのですが、正直ここまで明確に「すべての国民に株を持たせよう」と言った起業家は初めて見ました。前澤さんの発信を見ると、お金や経済に対する根本的な考え方がシンプルで、それでいて芯が通っている。
SNSでは「また話題づくりか」と言われることもありますが、私はむしろ逆で、これだけ大きな資本を自分の意思で配り、株主を増やすというのは、行動として一貫していて筋が通っていると感じました。
実際、ポイントよりも株のほうが「将来の価値が上がる可能性」があります。これがあるからこそ、私のような投資経験者でも「一時的なキャンペーンではない」と判断し、関心を持てたのだと思います。
応援の気持ちでサービス利用
サービスをただ受け取るだけでなく、「応援したい」という気持ちから、いくつかのサービスを意識的に使ってみました。まずはふるさと納税。これは通常の返礼品サイトとしても使いやすく、返礼内容も競争力がある。ポイントではなく“株主ポイント”というのがユニークです。
次に申し込んだのが「KABU&カード」。クレジットカードを使うことで、より多くの株引換券がもらえる仕組みです。入会特典の条件や還元率は平均的ですが、“株をもらえる”というのが他のカードにはない魅力ですね。
携帯電話サービスも検討しましたが、マイルで海外行くかもと思うと「海外データ通信非対応」という点がネックでした。これが改善されれば乗り換え候補にしたいです。電気は連携可能だったので、将来的に切り替えたいと思っています。一方でガスは非対応とのことで、ここは残念ポイントでした。
株主総会動画が想像以上にわかりやすい
株式会社カブ&ピース社の株主総会動画も、先日配信で視聴しました。これがまた驚きで、これまで参加してきた株主総会の中でもっとも“わかりやすい”内容でした。多くの株主総会は、専門用語が多くて内輪感も強く、初心者には厳しいものですが、今回の動画は構成も話し方も非常にフラットで親切。
まだ創業間もない会社だからこそ、参加者の知識水準に配慮しているのだと思いますが、これが続くなら「投資初心者にも開かれた株主総会」という新しいスタイルを築ける気がします。動画で参加できるのも、地域差や年齢差を超えられて良い取り組みだと感じました。
実際の交換株数と今後の期待
さて、実際に私が保有していた株引換券は1,540枚。今回の発表では、1株=3円換算で交換されることが決まりましたので、513株を保有することになります。まだ非上場ですが、将来的にこの株式がどう価値を持つのか、とても楽しみです。
これまでポイントやクーポンは期限付き・消費前提のものでしたが、株は違います。育てる資産であり、持ち続けることでリターンが得られる可能性がある。つまり、“消えるもの”ではなく“育つもの”として扱えるのが魅力。
もちろんリスクもあります。カブアンド社の成長が鈍ければ、株の価値は上がりません。しかし、そのリスクすらも共有している“共同オーナー”であるという自覚が持てるのは、他のサービスでは味わえない感覚です。
今後の成長が楽しみです。
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